曇る前に見えた火星と土星
2016-06-05


禺画像]
梅雨に入った関東ですが、明日からしばらくは曇りがちな日が続く予報。今夜もいつ曇られるか分かりませんでしたが、若干雲があるものの宵から晴れが続いているので、22時前後に火星と土星を観察しました。

気流はいつものように思わしくなかったですが、それでもごく希に落ち着く瞬間がありました。微風が吹いて撮影向きではなかったのですが、取りあえず写真も撮りました。火星は大シルチスがすっかり東寄りとなり、中央上には若干明るいエリシウム付近が分かります。南北に青白いモヤが見えますが、南極冠・北極冠そのものではなく辺りを覆う雲のようです。

禺画像] 土星は撮影時に火星より低く、大気の揺らぎをもろに受けました。R→G→Bと撮影していくに従って像が悪くなり、合成に苦労しました。観望の好機なのに気流が落ち着く日がないのは残念ですね。晴れただけでもありがたいけれど。

このあと1時間もしたら空全体が流れる雲に覆われてしまいました。次に見ることができるのはいつになるでしょうか。

参考:
2016年火星の地球接近・アンタレス接近に関する記事(ブログ内)
[惑星・準惑星]

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