薄雲越しの立待月
2021-09-24


禺画像] 昨夜から今朝にかけては常に薄雲が空のどこかを覆っている状態でした。安定した晴れ間が望めないため長時間露出が必要なものは観察できませんが、月ならば…とタイミングを待ってみました。

左は雲間の開いた3時頃の撮影で、太陽黄経差は約211.80°、撮影高度は約57.1°、月齢は16.71。南中時じゃなくても高度をキープしてくれるのはありがたいですね。シーイングは思ったほど大きな乱れもないように感じましたが、画像として仕上げると光条の細かな線やリンクルリッジなど細部のシャープネスが不足しています。名月からわずか2日しか経ってないのにこんなに欠けてしまうんですね。

禺画像]
そろそろ月面Kが見頃かと思いましたが一晩早かったのでした。24日深夜(25日未明)は南中のタイミングで月面Kが見頃となる最高のチャンス。時を同じくして危難の海西部のオニール橋付近も日没を迎えるベストタイミング続き。晴れたらどうぞお見逃し無く。(右は1朔望前の8月26日未明に撮影した月面からオニール橋付近をトリミングしたもの。中央地形のところ、「跳ね橋」が架かかったように見えますか?)

[月]

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