禺画像] 消防庁から9月29日までの熱中症搬送状況が発表されたので、9月末までの真夏日地点数などと合わせて「真夏日と熱中症グラフ」の途中経過を描いてみました(左図)。元データは
気象庁と
消防庁が公開しているものを利用しています。
あらためて8月から9月を振り返ると、搬送者数が異常だった去年に比べると落ち着いた8月でしたが、他方、9月中旬の異様な暑さが際立っています。9月に入ってからの「真夏日600地点越え」「搬送者500人越え」は2011年以降初めてで、かなりシビアな状況。彼岸を越えてから暑さがぶり返したのも記憶に新しいですね。10月に入った今日もまだ暑い…。
右は真夏日地点数比(観測総地点に対する真夏日地点の比率)について半旬ごとに集計したグラフ。棒グラフが2011年から2018年までの平均、赤い折れ線グラフが今年2019年。去年までの平均に比べ、今年の8月と9月は突出していたことがよく分かるでしょう。東京でオリンピックが行われる来年はどうなってしまうでしょうか?心の底から心配しています。
途中経過の掲載はこれで最後になります。9月末までの熱中症搬送状況が確定されるのは10月下旬ごろの見込みですので、後日、確定グラフを
アーカイブ「真夏日と熱中症」に追加する予定です。