2019年の真夏日と熱中症(7月末までの途中経過)
2019-08-01


禺画像] 7月末までの真夏日地点数が発表になったので、ここまでの「真夏日と熱中症グラフ」の途中経過を描いてみました(左図)。元データは気象庁消防庁が公開しているものを利用しています。

今日8月1日は今年いちばんの気温上昇で、12時時点の真夏日地点数は760、猛暑日地点は66もありました。午後の3、4時間も増え続けるのでこのグラフの最大値となるでしょう。毎日この調子ですから、毎日のように「今年一番の…」というニュースばかり飛び交いますね。人間は急な変化に弱い(十分な「暑熱馴化」がなされていない)ので、最高気温そのものだけでなく、日中の気温上昇率みたいな数値も危険係数化して発表したら良いのにといつも思います。

【真夏日/猛暑日地点数の最高値】
日付 真夏日
地点数
日付 猛暑日
地点数
2011年 8月10日 738 8月10日 151
2012年 7月28日 784 7月31日 170
2013年 8月16日 752 8月11日 296
2014年 7月26日 698 7月26日 231
2015年 8月5日 822 8月1日 223
2016年 8月7日 757 8月9日 198
2017年 7月21日 775 8月24日 152
2018年 8月1日 756 8月5日 256
梅雨時期が長かったのでグラフが大きく凹みましたが、7月下旬からはいつもの様な傾向です。確かに暑いことは暑いですが、今年だけ特別という訳でもありません。

右には2011年以降去年までのデータを集計した真夏日/猛暑日地点数の最高値とその日付を掲載しました。この時期は毎年暑いと分かるでしょう。来年の今頃はオリンピックの折り返しを迎えていますね…。まぁ、とにかく熱中症にはご注意くださいね。

参考:
アーカイブ:真夏日と熱中症

[空模様・天気・気象]

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