月面Xを昼間に観察
2016-05-14


禺画像] 今日は月面Xデーです。とは言っても、計算上は既に月の出時にはX地形にすっかり日が当たっている条件。そこで午後に昇ってきた月を、久しぶりに昼間のうちから観察することにしました。(前回昼間にしっかり観察したのは確か2015年4月26日です。)

左は15:50頃に隣家の屋根から見えてきたところを撮影したもの。薄雲がかかっていたのと、風が強くて苦労しましたが、なんとか白いお月さまが撮れました。月はすでに上弦を越えていますので、欠け際が少しふっくらして見えました。その欠け際、下から4分の1くらいのところにX地形が良く見えていますから探してみてください。昼間でも結構デコボコの感じが分かるので、たまに眺めると面白いです。


ところで、一週間ほど経った22日には満月になります。この満月はブルームーンです。今月中に満月が2回あるわけではありませんが、ブルームーン本来の決め方とされる「二分二至(春分、夏至、秋分、冬至)で分けられる四季それぞれで、4回満月が起こった場合の3回目」という定義に従うと、下表のように5月の満月がブルームーンになるのです。満月になるのは22日朝6時過ぎですから、前の晩から眺めるか22日夜が良いのか迷うところですが…、まぁ晴れたら初夏のお月見を楽しむとしましょう。

2016年の春季 3月20日13:30(春分)から6月21日07:36(夏至)まで
2016年の春季中に起こる満月 3月23日21:01、4月22日14:23、5月22日06:15、6月20日20:03


禺画像]
(おまけ)日没後少し経ったころ、上空の月の側を飛行機がニアミスしていきました。手持ちコンデジ強拡大+暗くなってきたため、少しぶれてます。

参考:
アーカイブ:月面Xの一覧
アーカイブ:満月とブルームーンの一覧
月面Xに関係する記事(ブログ内)


[月]

コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット