禺画像] 本州でも見える水平月・逆転月の前日です。雲が流れる空ながら、夜明けに月が昇るころ運良く晴れ間が訪れてくれました。
左画像は3日4時過ぎの撮影で、撮影時の太陽黄経差は約340.52°、撮影高度は約10.18°、月齢は27.84。地平座標に準じ、画像上方向が天頂方向になるよう揃えてあります。計算上の弦傾斜は約-12.30°でした。(マイナスは右下がりを意味します。)
辛うじて対岸などが見えているバイイやドリガルスキー。ダーウィン谷も見えています。クラフト連鎖クレーターが逆光で暗い筋になっていますね。北西側は秤動が良くなくてあまり地形が辿れません。
本日3日でも沖縄本島の南岸あたりで水平月、それより南の石垣島などで逆転月になったはずです。南西諸島では本州より水平・逆転月のチャンスがずっと多く、現地の人にとっては舟のような極細月は当たり前なのかも知れませんね。羨ましい限り。明日は新月当日で、晴れたとしても月を捉えるのは厳しいかも知れませんが、それでも挑戦してみたいです。(→
※水平月・逆転月については2024年7月29日記事を参照。)