禺画像] 昨夜から今朝は雲多めの空でした。時折晴れ間がやって来て星月がキレイに見えるけれど、またすぐ雲が…の繰り返し。近くの太平洋側で雨雲の列が通過していたようです。
なんとか長めの雲間を狙い、月と火星を撮影してみました。左は10日0:20ごろの撮影で、太陽黄経差は約193.72°、撮影高度は約75.64°、月齢15.19。首が痛くなるほど高いところから夜の街を照らしていました。
一晩前に月食があったとは思えないくらい欠けてしまいましたね。フンボルト海も夕暮れで、ぱっと見てえぐれたようになってました。南北の影を比べると南極側のクレーターのほうが影が目立っていますから、月の黄緯がプラス側にどんどん高くなっていると分かります。これから冬に向かって冷たい月光が降り注ぐ季節を迎えます。
シーイングがかなり悪かったけれど、火星も何とか模様が分かります。輝面比が95.9%まで回復、急速に円形に近づいてきました。火星の地球最接近まであと20日。あっという間です。