微増光中の新天体たちを観察
2021-02-07


禺画像] NGC4631(Whale Galaxy)に出現した謎の天体AT2021biyを2月4日に撮影しましたが、若干明るくなっている様なので再度撮影してみました。

ブログ用に縮めてしまうとさほど違いが出ませんが、少し明るい印象を受けます。ただ、シーイングのせいかも知れないし、4日の撮影はさんざん雲の邪魔が入ってるため厳密な比較はできません。あくまでも“印象”です。少なくとも「撮影できないほど暗くなっていない」ことは間違いありません。モニター画面でも存在が分かりました。

禺画像]
もうひとつ、NGC4631の近くにあるNGC4227にもType-Iaの超新星SN2021bizが発見されていましたので、撮影してみました(右画像)。これもここ数日増光しているようで、思っていたより明るくシャープな星像です。周囲の星との比較から、16.0等より明るくなってるのでは、と見積もりました。

昨夕から今朝にかけては透明度がかなり落ちていました。明け方でも氷点下になることはなく、湿度が高い状態。まさに春の夜空でした。

[天文現象・新天体・銀河]

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