禺画像] 気象庁から
昨夜発表されていた熱帯低気圧は、本日9:00に台風21号「チェービー/JEBI」となりました。直前の台風20号発生から9日と12時間後、消滅からは3日と18時間後、また20号消滅後まで活動していた19号の消滅からは3日と6時間後になります。
左は21号発生時刻9:00の気象衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。ナチュラルカラー処理のため、水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。赤点円は台風中心の直径1000km円を表しています。
8月の発生数は9個となり、統計が残る1951年以降では1960年と1966年の10個に次ぐ多さとなりました。気象庁の予報では、21号が月末頃までに「非常に強い台風」クラスになる見込みで、場合によっては来週中頃に強い勢力のまま日本へ接近する可能性があります。どうか最新情報入手と、十分な対策を取っておいてくださいませ。
なお、ハワイから遠ざかって熱帯低気圧に落ち着いた元・ハリケーンLANEですが、西進しながらふたたび勢力を強め、Tropical Stormになりました。右図は気象庁サイトからの引用で本日9:00の天気図(着色・書き込みは筆者)。赤丸が台風21号とTS-LANEです。
LANEはこのあと再々度弱まる見込みとのことで、180度線を越境する前に温帯低気圧になると思われます。