夕空の幻日と飛行機雲
2018-04-13


禺画像] 午後になると空が霞むようになり、太陽の出ている方角はかなり眩しく感じました。15時半を過ぎたころなにげにベランダから見ると、眩しい空の一角が更に眩しく見えるような…サングラスをし太陽を手で隠し、あらためて見ると結構明るい幻日が出ていました。しかも左右揃ってキレイです(左画像)。うっすらと内暈も見えましたが、よく目をこらさないと分からない程度。

禺画像]
右画像は一番明るかった頃に左右の幻日を拡大したもの。幻日環がそれなりに伸びて美しい姿ですね。最近縦に伸びる幻日ばかりだったので、横長の卵形は新鮮。幻日たちは薄くなったり濃くなったりしながら、1時間以上西空を飾ってくれました。

時々内暈を貫くように飛行機が通りますが、上空に湿気が入ってきたのか飛行機雲がたくさん出ました(下A)。この飛行機雲を観察するのも楽しいもの。高度によってすぐ消えてしまったり、太く発達したりしました。また、B画像を見ると飛行機からでている飛行機雲に先行して「飛行機雲の影」が伸びていますね。この影は太陽高度によって「飛行機雲より下層にある雲」に投影される場合と「飛行機雲より上層にある雲」に投影される場合があります。ではB画像はどちらでしょうか?その理由も含め考えてみてください。

飛行機が通り過ぎた後、このコントレイルの変形がまた面白いのです。この雲はほつれてしまったDNAのような形になりましたよ(下C)。



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