禺画像] 4日余り前の23日、アメリカの小惑星探査機「オサイリス・レックス/OSIRIS-REx」が地球引力を利用したスイングバイ(フライバイ)を行いました。同様の探査機「はやぶさ2」を運用している日本と共に観測キャンペーンが行われましたが(
→9月10日記事参照)、当日夜の日本は全国的な悪天…。数日前から観測をしていた天文台の大望遠鏡による画像を含め、国内での観測例は少なかったようですね。
いくつかの観測成果は
日本公開天文台協会の特設ページや、
日本惑星協会の特設ページで見ることができます。また海外の例は
SpaceWeatherの投稿画像ギャラリーに何枚かありました。
さて、左上画像はスイングバイ中のOSIRIS-RExが撮影した地球だそうです(
引用元の本家サイト記事はこちら)。ものすごいスピードで通過中ですから、超短時間露光の撮影ですね。
どの辺りを撮ったのか気になりましたので、写っている地形を頼りに地図を大まかにフィッティングしてみました(右下画像)。おぉ、日本が写っている!でも雲が多すぎる…。
OSIRIS-RExの小惑星到着は2018年10月の予定。数ヶ月先行してはやぶさ2も目的地に到着します。来年の今ごろは小惑星探査のニュースが飛び交っているのでしょうか。そして、OSIRIS-RExも、はやぶさ2も、再びこの地球の姿を見ることができるでしょうか。とても楽しみです。