�禺画像] 昨日に続き、今日も大気が不安定…と昨日書いたばかり（笑）。でも、文字通り三連チャンとなってしまいました。午前中からあちこちに積乱雲が見え、日が差したかと思えば雨が降ったりの繰り返し。時折雷鳴も聞こえます。

午後になるとやや持ち直しましたが、周囲を囲むように見える積乱雲は相変わらず見えました。昨日よりは幾分少ないかなぁ…と言う程度。左画像は16時前の北北西の空ですが、40kmほど先で土砂降りのようでした。もう少し見晴らしが良いと雨柱が見えたかも知れませんね。 頭上では太陽にかかる雲に内暈が映っていました（右画像）。昨日は下半分しか見えませんでしたが、今日は上半分しか見えません。それに色ははっきりしませんでした。

1時間ほど後にもう一度空を観察すると、淡いながら気象光学現象がいろいろ出ています。ひとつひとつはごく小さな範囲ですが、あちこちに彩雲が見えました（下左画像）。かなり強調しないと色が見えてきませんね。太陽右には小さな幻日（下中画像）。これはそれなりに明るく、色もきれいでした。天頂近くにはごく淡い環天頂アークも確認できました（下右画像）。これはもう肉眼の限界と言うべき淡さで、特殊な強調処理を施さないとブログで分かりませんね。ユーティリティ：太陽高度とアークの時刻表で調べると、ちょうど一番濃く見える時間帯だったようです。


適当な時間を空けながら度々観察すると、雲の盛衰がとても面白く感じます。今日はちょうど太陽が沈む方向に背の高い積乱雲が出来つつあり、太陽の移動と共に雲の影が複雑に変化しました（下画像）。このとき雲の真下はさいたま市北部付近で、結構な雷雨となっていたようです。下右画像は雲の影の一部を拡大撮影したもの。影が手前にある別の雲を暗くして、影絵のスクリーンとなっています。一緒に太陽左の幻日も写ってますよ。太陽面そのものの観察は出来ませんでしたが、面白いものをたくさん観察できました。なお、利根川ダム統合管理事務所発表、今日15時現在の利根川上流8ダムの貯水状況は記事末表の通り。8ダム合計がやっと2億ｍ3を越えました！やったー!!