久々の幻日と環天頂アーク
2015-08-10


禺画像] 午後は南や南西を中心にやや背の低い積乱雲が発生しました。積乱雲は雷鳴を轟かせながら次第に西へと移動していきます。夕方にかけて何度か見かけました。15:30前、太陽の周囲にごく淡い内暈を発見(画像a)。そう言えば今日は変わりやすい天気の予報でしたから、何か見えるかも知れません。

30分後再び空を見ると、強烈に明るい幻日が!(画像b。)太陽右側のもので幻日環を伴っていました。10分ほど見えていたでしょうか。手前を飛ぶのはダイサギ?チュウサギ?どっちかな?このときは左の幻日は全く見えませんでしたが、何分か見ているうちに淡いのが現れてくれました(画像c)。


いっぽう天頂付近にも変化が。とても薄いながら虹色の光を発見(画像d)。環天頂アークです。出来始めの環天頂アークはご覧のように幅が太く、極端に曲がり、そして淡いです。なかなか見ることができない貴重なシーンなのです。

まだ見えていた内暈と一緒に撮ってみました(画像e)。下に見える内暈のアークに比べ、上の虹色の環天頂アークがいかに暗いか、そしてどれほど太いか分かるでしょう。 その後は低い雲が空を覆ってしまい、何も見えなくなりました。夕方17:30過ぎにもう一度空を見てみたら、今度は太陽左の幻日がとても明るく見えました(画像f)。内暈は断片的ながら日没近くまで見え、また夕方にも残っている積乱雲が今日も淡い反薄明光線を見せていました。


[気象光学現象]

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