夕方のすさまじい雷雨と突風
2015-06-23


禺画像] 今日は関東各地で局所的な雷雨に見舞われたようです。茨城県の私の街でもまさにど真ん中でした。

太陽を観察していた14時台後半には、もう東から頭上に張り出した大きな積乱雲から雷鳴がとどろき、2、3分に1回は稲妻も見えるようになりました。左画像の積乱雲は14:50の東向きですが、下のほうがとても暗いですね。この直下にある街(我が家からは隣街)では100mm/hレベルの豪雨だったようです。(短時間だったので雨量は20-30mm位で済みました。)右下画像は積乱雲の最上部で、仰角は70度くらい。どんどん変形していました。
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今日はたまたま通院日だったのでどうしようか少し悩みました。ただ、モニターしていた雨雲レーダーでは少しずつ北東に遠ざかっているようで、雨も落ち着いてきたので、あまり心配もせず傘も持たずに病院へ歩いていきました。道中は日差しがありました。

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ところが病院に着き、いろいろまわって1時間が過ぎた頃から急に暗くなり、雨がぱらついてきました。このとき茨城全域に大雨・洪水警報と雷注意報、そして竜巻注意情報が出ています。10分くらいの間に強烈な雷鳴と台風並みの豪雨・突風が巻き起こり、その後たっぷり1.5時間続きました。大きな病院なので強固な電源設備を持っているでしょうが、3回ほど瞬停がありました。17:40の時点で警報・注意報は継続していました。

結局病院内で1時間も雨宿り。右は帰宅時の南空ですが、上空が少し明るくなっただけで、ご覧の様な真っ黒の雲が至る所に見えます。この後2時間ほど小降りでしたが、21:00頃からまた雷雨が強まっています。21:30現在、霰も混じった雨音です。(左下画像は本日20:00-22:00間に窓際のカメラが捉えた稲妻を積算したもの。西空です。)

禺画像] 雷雨を雨雲レーダーで追いかけてみると不可解でした。わずか2時間の間に豪雨中心が当地を基準に東→北東→北→南下(当地通過)→南→南東と移動したのです。病院内で感じた天気変化とも一致しました。

経験的に雨の中心と雷の中心が必ずしも一致するわけではないですが、それを差し引いても不可解な動きですね。複雑な地形ならともかく広い平野部なので、なおさらそう感じました。「局所的な天気は一方向に推移するわけではない」ということですが…どういう仕組みなのかが分かりません。どうにかして解明できないものかと願っています。

[空模様・天気・気象]

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