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禺画像]) リモート天文台の「リザルトシェア構想」について
3日夜に天リフ・山口さんが配信しておられました。以前に当ブログでも取り上げた記事内容です(→
2025年6月14日記事、および
6月17日記事)。現実に即して具体化した内容になっており、現時点では妄想に過ぎなくてもおおいに賛同するところがあるし、山口さんならではの切り口が面白く、興味を持って拝見しました。その上で、私なりに感じ考えたことを「その3」としてメモしておきます。
このリモート天文台の話題でいつも気になるのは、撮影対象が暗に『星雲・星団などの星野』に限った話として終始してしまうところ。天文台所有の望遠鏡がそれらに特化しているためかも知れませんが、もっと自由な発想で広い対象を考えたら一般利用者のすそ野が広がっていいのになぁと感じます。例えば次のようなことです。
本当は太陽や昼間の空(気象光学現象)も含めたいところですが、太陽光が入ると危険が伴うことと、太陽面は既に世界横断観測網が確立されていて一般閲覧可能なので外しておきます。その他書き切れませんが小惑星カメラ、人工衛星追尾カメラなども面白そう。
これらは対象の状態が常に変わるため、いつか撮影し尽くしてしまうだろう星雲・星団などと違って日々の変化を無限に楽しめます。つまり最大の懸念かも知れない「テレスコープタイムが埋まらない」「撮る対象が無くなる」心配は未来に渡って全くありません。満月でも流星その他の観察は成り立ちますから月明かりのデメリット云々も関係ありません。最初からアクセル全開でリザルトシェアに踏み込めるのです。