金星と海王星が超接近
2023-02-16


とは言え、低いことに変わりはなく、しかも航海薄明開始時でもまだ12°。高度十数度と言うのは我が家から東側の限界高度で、しかも屋根と電線群の隙間から観察・撮影しなくてはいけません。今回もまさに屋根から出てきたところを撮影し、薄明で空が飽和するまでわずか数分間の挑戦でした。

カラー撮影でしたが、バランス目茶苦茶であまりに見づらいため、左上画像は白黒反転してあります。画像中央の淡いシミが96P。やっと対面できました。長い尾はさすがにもう見えず、極く短い尾が右上方向に伸びているようです。今後少しずつ高くなるものの、それよりも早く減光してしまうでしょう。周期彗星として巡ってくる5年あまり後の2028年初夏にもSOHO写野を通過予定で、その後北上・周極星コースなので、暗くなる前に観察する余裕があるかも知れません。


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